白内障は、水晶体(眼のレンズ)が濁り、物がかすんだり、2重に見えたりする病気です。加齢の他、アトピーや糖尿病、ステロイド剤などから発症します。
点眼薬や内服薬により進行を遅らせることはできますが、視力を回復する方法は手術しかありません。
当科では、安全で衛生的な日帰り白内障手術を実施しています。小切開対応折りたたみ式非球面眼内レンズの他乱視用眼内レンズ、遠近両用の多焦点眼内レンズ手術も行ってい ます。
また、白内障手術後残った近視や乱視をLASIKで補正するタッチ&アップ法やLRI(角膜輪部減張切開術)も行います。(LASIKは、フジモト眼科と提携)
白内障手術中、麻酔科専門医が全身管理を致します。
それにより患者様の急な体調の変化にも対応し、日帰り手術を安全に受けていただけます。
目薬で麻酔を行います。麻酔が効いていることを確認し、できるだけ患者様に負担がないよう、角膜部を小さく切開しております。
眼球を切開し、濁った水晶体の前嚢を切り取ります。
超音波の出る棒状の器具を使い、白内障で濁った水晶体の核(中心部にある中身)を砕きながら吸引して取り出します。
このとき、後嚢とチン小帯はそのまま残しておきます。
核を砕いた水晶体に、小さく折りたたんだ眼内レンズを挿入します。挿入した眼内レンズは嚢の中でし固定されるので、術後の縫合は必要なく、術後の負担も最小限となります。
日帰り手術なので、手術終了後は回復室で休憩後、お帰りいただけます。
選定療養対象外レンズ
レンティス
ファインビジョン
ミイウェルレディ
選定療養対象レンズ
本田 恭子 ホンダ キョウコ
日本眼科学会専門医、医学博士。大阪医科薬科大学臨床教育教授。
白内障手術 約20,000眼以上、眼瞼下垂手術 約1,000眼以上執刀。